2月某日、ついにデイキャンではなく宿泊を伴うキャンプに行ってきました。
一昨年秋から急にキャンプに目覚め、近所の河川敷や地元キャンプ場でデイキャンプに興じながらスキル(!?)を磨き、この日を迎えました・・・
来ましたのは大崎市田尻の「加護坊山キャンプ場」無料のキャンプ場として人気があるところです。
この日は超初心者キャンパーには嬉しい好天+無風で最高のキャンプ日和でした。
管理棟で受付を済ませ・・・いざサイト探しへ。
なんやかんやしているうちにどんどん日が暮れ始め・・・(キャンプ場に着いたのは夕方近く・・・)
休日ということもあってキャンプ場は賑わっていました。
初心者の私は皆様から少し距離とって東側の少し斜面のところに陣取りました。
(上写真右下木の下あたり)
凍結のため、炊事場の水は出ないとのこと。ゴミはもちろん灰も持ち帰る必要があります。
とにかく無料というのはありがたいですね。
とりあえず雪に直接テントは底冷えの心配があったので、少しサイトの除雪をして・・・
100均のブルーシートを敷いて・・・
パパッとインナーテントを設営です(ドマドームテントは3本のポールをクグすだけの簡単仕様。初心者には助かります)
フライシートを被せ、概ね設営は終了。
シェラフやらスリーピングマットを準備します。
ちなみにスリーピングマットはニーモの5cm厚、ナンガダウンシェラフは450DXです(寒くないかな・・・)
しかし前日に購入した湯たんぽで多分寒さは乗り切れすはず!
ちなみに山形のHJS CAMP LAB さんで購入しました岩谷マテリアルの湯たんぽ。直火禁止の湯たんぽで、パッキンなどが痛まず長持ちするとか。確かにね。
それにぴったりの巾着バッグをセリアで発見。サイズもどんぴしゃ。
写真は急に暗くなり・・・なんと火付けに苦労すること1時間(は言い過ぎか)
持ってきたチャッカマンは全て寒さのため点火せず、100均(セリア)のファイヤースターターでティッシュになんとか点火。
ようやく焚き火での調理が開始となりました(やっぱりSOTOのターボライターなど点火グッズの必要性を痛感)
またもう一つ課題が。
焚き火の場所に若干傾斜があり、雪上ということもあって、焚き火台や椅子が滑る始末。
場所はちゃんと考えないとね(特に椅子の設置面がパイプということもあって滑りやすいのです)。
炭を入れて火力を安定させたら早速調理です。
とりあえず、途中のやまやでパスタやキャンベルスープを購入。
好物のクリームマッシュルームのスープとジェノベーゼパスタを作ります。
これまた100均の直火NGのクッカーもどきでスープを温めます(手前)。やっぱり高温で取っ手が変形し、無惨な姿に・・・
しかも、投入したキャンベルスープは3人前の濃縮タイプで、牛乳で薄める必要が・・・そのままドボン。超濃厚スープになってしまいました。
パスタはスノピのNO1ケトルで茹でます。
ちなみにセリアで見つけたステンレス箸は使えます。
パスタソースのジェノベーゼはなんというか・・・もうひと手間加えないと美味しくいただけないモノでした。
今思えば、単純にクリームマッシュルームにパスタをドボンし、スープパスタとして食べればよかったなーと。
ちなみにキャンベル缶スープはやまやで2缶300円とお得でした。
パパッと夕食を食べて、焚き火に興しようと思ってましたが、流石に2月の外気は寒く、やむを得ずテント内に入って湯たんぽ用のお湯をケトルで沸かしながらワインを飲み飲み・・・
2.5リットルの湯たんぽを満水にするのに1時間近くかかりました・・・
直火であれば楽なのでしょうか、確かにパッキンとか火で変形するでしょうしね。
純銅湯たんぽは1.2リットルでいいのですが値段が10倍近くするし・・・
まぁ初心者だしトタン製で十分。
しかし湯たんぽをシェラフに入れとくだけでシェラフ内が素晴らしく暖かい・・・
冬キャンプはストーブも必要ですが、湯たんぽをオススメします。
多分この日の夜の外気温はー3度以上あったと思いますが、ナンガダウンシェラフ450DXでなんとか眠れました。これも湯たんぽがあったお陰。先人の知恵に感謝です。
調子良く寝てましたが、夜中3時ごろ喉が渇いて起きました。
テント内で冷え切った水しかなく、体の芯まで冷えました・・・とほほ
いつも暖かいお茶を水筒に用意しているのに・・・痛恨の持参忘れ・・・
朝、8時ごろ起床。縮こまって寝てたせいか体が痛い・・・
とりあえずマキネッタでエスプレッソを淹れて・・・体を温めます。
朝食はキャンベルのクラムチャウダー。今回も迷わず濃縮タイプということを忘れ、そのまま火にかける始末・・・なんか味が変だな〜と思いながらバケットにつけて食べました・・・
なんだか朝から食欲全開となり、袋麺(ノグリ)も食べました。
ジャンキー食のオンパレード・・・
そんなこんなで初めてのキャンプ体験は幕を閉じました。
反省点としては
・暖かい飲み物を水筒に用意
・チャッカマンは寒冷地仕様を。
・寒い時期の夕食は手早く作れるものを。
・湯たんぽ用水の確保(今回は雪を溶かし溶かしで使い時間が倍以上かかった)
以上、また見てくださいね。