旅支度の途中です。

日常と、趣味のカメラや靴などを綴っています。

10年以上前に発売されたペンタックスK-7を半年使った感想

こんにちは。

タイトルの通り、本日は私が現在使用しているメインカメラ「ペンタックスK-7」の使用感を、以前使用していたK-70との比較を交え話したいと思います。

 

このカメラ、コンパクトなマグネシウムボディに当時の技術がギュッと詰まった名機だと私は思います。

このカメラを使用する前、私はペンタックスK-70(2016年発売)を使用していました。

 

購入当初はすごく使いやすカメラだと気に入ってましたが、使用していると段々気になる点が出てきました。

 

一つ目は「シャッター音」がうるさい、という点です。

 

購入当初は全然気になってなかったのですが、静かな場面等で撮影すると、「カシャ!」って音が気になって仕方ありませんでした。

ライブビューだと「ガッシャン!」だし・・・奥さんからも「音うるさいね」とクレームが・・・

 

それと写りはいいのですが、なんか今一つ「写りの癖」が少なく、馴染めませんでした。リミテッドレンズなど、もっと多くの素晴らしいレンズで撮影していれば印象も違ったかもしれませんが、少なくても一年半以上使用しても、いまひとつ開着がわきませんでした。かなり吟味して購入に至っただけに、あの吟味期間はいったい何だったのかと自分でも唖然とします。

 

あとK-70のバッテリーは持ちが悪いです。K-7は感覚的に10倍ぐらい持ちます。

 

K-70は沢山の機能が詰まった優れた機種ですが、その分使いこなすことが難しいです。

K-7は現行機と比べるととてもシンプルかつ十分な機能で使い易いです。

 

K-7のシャッター音はとても静かです。ライブビューはさらに静かです。

ライブビューのAFはめちゃくちゃ遅いですが、MFで行えば関係ありません(当然ですが)。

 

ファインダー時のAFは普通に早く、困ったことはありません。

そしてK-7の動画機能も、私は気に入っています。こちらもAFはつかいものになりませんので、MFですが、結構いい画が撮れますよ。

 

現在私はK-7に35㎜とリミテッドマクロをつけっぱなしにしてるのですが、個人的にはベストな組み合わせだと思います。

 

K-70には18㎜-50㎜のズームレンズをつけて使用してました。ズームレンズをメインで使っていると、単焦点なんて使いずらいな、なんて思ってました。

 

35㎜なんてAPS-Cですと50㎜程度になり、なんと狭い画角なんだろうと。

一眼購入当初は基本的に18㎜ばかりで撮ってましたね。むしろもっと広角が欲しかった。もし単焦点だったら15㎜リミテッドぐらいかなーとすら思ってました。

 

そこからいろいろなレンズを購入し、古いシグマの28㎜レンズを使ったとき、「オッ」と思いました。こちらはそこそこの広角で、マクロ付きだったので寄れるので使いやすかったのです。MFのレンズでしたが、結構個人的にはハマりしばらくつけっぱなしでした。

ただ、サッと撮りたいときにMFって使いずらいんですよね。そうこうしているうちに、撮りためた写真を振り返ると、意外と30㎜、40㎜で撮った写真が多いことに気づきました。広角って広く撮れて風景にはいいのですが、私の用途には合わないのだと分かったのです。

 

そして結構外食先で料理を撮るのに接写が出来ないと不便なので、そうなるとマクロレンズが欲しくなる。

こうして行きついたのがペンタックス35㎜マクロリミテッドでした。

 

このレンズ、接写よし、絞れば遠景よし、小型で持ち運びよしと、三方よしのレンズでした。画角も広角過ぎず望遠過ぎずでちょうどいいです。離れれば広角レンズのような画も撮れます。

 

私はこのレンズをオークションで1.4万円ほどで購入しました。若干カビとチリホコリがあるイマイチのコンディションでしたが、今は満足です。

 

もし、これから一眼を始めるなら、中古のK-7とこの35㎜マクロで十分満足です。

魅力たっぷりなK-7がオークションだと1万以下で買えちゃいます。

 

ペンタックスK-7、個人的にはオススメです!